2009年5月20日水曜日

自分。


夜になっても洗濯物は出したままです。


何か意味がある訳ではなくて、

面倒くさいわけでもありません。


ただ僕は今朝読んだ新聞のことで頭がいっぱいなだけで、

ただそれだけです。



夕日が見えない僕の部屋では、昼夜の境目がありません。


それが一体どういう事なのか、

ちっとも解らないわけではありません。


ただそういった事がどうでも良くなっても、

誰かに何か言われる事がないだけです。



そうやって大人になっていった僕を、

誰も知らない。


オカンも知らない。






一路

18 件のコメント:

  1. いちろうくん、こんばんわ。
    今日私は昼寝をしすぎて、夜と友達になりそうです。
    なんだか不安定な日々だけども、あなたはステキですから大丈夫ですね。

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  2. upマメですね。
    昨年の4月からのブログをさかのぼり、8月まで読み終えました。
    文章が丁寧で、語彙も豊富で、言葉を知らない私には、勉強する良い機会になってます☆ 

    何か今回のブログの最後が特に悲しい感じがしたので、すぐ書いちゃいました。。
    心身共に、大切にして下さいね。

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  3. 頭は明日の不安でいっぱいですが、
    私の心はいつだって、音楽で空間が保たれています。

    隠喩と直喩のレポートを書き終えたら、
    私も新聞を読んでみます。

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  4. 新聞の内容はなんだったのか気になります。

    洗濯物、湿ってしまうけれど
    今時期の夜のにおいが好きなんでしょうか。

    きっちり、洗濯物を干してたたんでいる一路くんは想像がしにくいですね。

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  5. ホームシックですか?
    私が母ならうれしいような、でもがんばれと背中を押したいような。帰る場所があるアナタは幸せです。
    勝手な思い込みのコメントごめんなさい。

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  6. それは、
    もしかして桜庭さんの書いた文章でしょうか?

    私は、今朝
    桜庭さんの文章に打たれました。
    何かを創るということは、
    人の心を打つということは、
    自分の芯にある
    綺麗事だけじゃない
    黒々渦巻く何かを吐露することなんだろうと
    思います。
    まるで祈りのように。

    サカナクションの音楽、好きです。
    このブログも、好きです。

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  7. はじめまして
    先日の甲府のライブ参加しました。
    初めてでしたが、とてもよかったです。

    ほうとうと、うどんと、きしめんの違いを親に聞いたら、
    全然違うと言ってました。
    ほうとうは、ゆで汁を捨てません。
    だから、とろみがあって、あったまるし、
    無駄のない食べ物です。

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  8. 朝、仕事の行く前にこのブログを読むことが多いです。
    読むとしばしば意識を絡めとられてしまいます。

    きっと今日も一日のあいだに、何度も考えてしまうでしょう。

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  9. あぁ、しょぼくれてらっしゃいますか。
    五月の終わりの福岡のLIVE行きます!楽しみです!
    などというコメントを載せられる段じゃないですか、KY(初めて使いました)というやつですか。
    落ち込んだとき、唱えてしまう言葉があります。
    ソニア・リキエルさんという方がNHKのフランス語講座でモットーとして紹介していた言葉です。
    IL FAUT S`AIMER, S`AIMER, S`AIMER.
    自らを、愛して、愛して、愛しぬきなさい。
    わたしの解釈では、利己主義とは根幹から異なる言葉だと思っています。
    今日の福岡は雨模様です。
    では。

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  10. ぐみがーる2009年5月21日 16:38

    おそらくこれであろう、新聞の記事を読みました。
    (ヒントを下さった方、ありがとうございます)
    前回と今回のブログとの間を思い、
    もしこの記事だとしたら、あまりのタイミングに
    愕然としました。

    これには私も軽く衝撃を受けてしまったので、
    上手く文章が浮かんできません。
    なのに両手は勝手にキーボードを叩いているのです。
    困ったものです。

    彼女がそれでも書き続ける=祈り続けていくように、
    一路さんも音楽を、言葉を創り続けて下さい。
    自らを掘り下げることの痛みに、どこまで共感できるか、
    少なくとも私は、ここを通じて知ることが
    できて良かったです。

    記事、コピーしましたので、時々読み返すことにします。
    そして私も、自分と他人との関わりについて、
    考えていきたいと思います。
    私の言葉はどこまで届くのかわかりませんが、
    書かずにはいられませんでした。
    長くてごめんなさい。

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  11. 今ある、そのまま。ただ。
    親と自分、を思う。
    親が望むべき自分だったかを問う。
    親の範疇からはずれた自分は、解放されたのか、と思う。
    けれども、それが自分だと思う。
    映画『バベル』を見て思ったんです。
    親の望む自分を演じてたんじゃないかと。
    それから解放されてホッとしたんじゃないかと。(実際ホッとしたし)
    その安堵と、その切なさと。
    ふと、そんなことを、一路さんの言葉で思い起こしました。

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  12. しろっくろ2009年5月23日 18:16

    自分のペースで生きてるのもイイと思います。
    ただ洗濯物を夜まで干しておくと、竿がしなっちゃいますけどね笑

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  13. オカンは知らないという言葉に思わず反応しました。
    思い返せば一人暮らしをはじめて、故郷にいたときの自分と比べずいぶんと変わってしまったように思います。
    いい意味でも悪い意味でも。
    根本的に変わらない部分もあります。

    ひとりの寂しさは決して悲観的なものではないし、自由であることはとても幸せなことなのだと感じます。

    新聞の記事、とても気になりました。

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  14. 洗濯物はちゃんと昼に取り込んでくださいね。
    昼間、おひさまの光を浴びた洗濯物は繊維がまるくなって、肌を傷つけない効果があるんですよ。

    わたしもあぶんそれであろう、記事読みました。

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  15. 心配で仕事が手につきません

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  16. ぐみがーる2009年5月25日 12:59

    一路さんお元気ですか?
    少しでも良い朝を迎えられてるといいのですけど。

    前の書き込みの時、すっかり動転していた私は、
    新聞の記事の事ばかりを書いてしまいましたが、
    あれから改めて良く良く読んでみて、
    一路さんの本当に言いたかったことがやっと分かりました。

    洗濯物を取り込まなくても、
    昼夜の境目が分からないからそうしていることも、
    新聞の記事で頭が一杯で、動けなくても、

    「誰かに何か言われる事がない」

    そしてそんな一路さんの事を、お母さんも知らない。

    私はただただ胸がぎゅうっとするのを抑えるのが精一杯です。

    ドラマ「風のガーデン」で、主人公が中学生の時、
    自室にテレビを買ってもらって、ドリフの全員集合を見るのですが
    (独りで部屋でテレビ、って子どもの頃は憧れますよね)
    いざ独りで見ていても全然笑えなくて、かえって寂しくて泣いてしまった、というくだりを思い出しました。

    家族と住んで、その家族に時折文句を言いながら、
    日々暮らしている私に言えることは何もありませんが、
    ここに書いている方々のそれぞれの気持ちが、
    届いてるといいなあと思います。
    また、元気になったら、近況を教えて下さいね。

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  17. 今日思わぬ人から手紙をもらって、うれし涙が。。。
    年で涙腺がゆるいのかな。

    一路くん、こんなにたくさんの方からのあったかいメッセージ、うらやましいです。人徳ですね。
    寂しがらないでくださいね。

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  18. 今晩は。

    ひとときを淡く跨ぐ境目は
    脆く、周到で、怖いほど美しいと思います。
    その融解点に目をこらしては
    いつも気が遠くなるような思いに囚われます。

    一面橙色の川べりを
    自転車で駆け抜けたら
    そのただ中に、見知らぬ何かや
    懐かしい温度を感じられるような気がします。

    橙に溶けていく一路くんの背中は
    きっと笑っているのではないかと。

    ワタシは心根を見せることも
    本音を伝えることも苦手です。
    ですが、一路くんには歌や言葉を通して助けられています。

    だからなんとか、何か伝えたかった。

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