2009年2月25日水曜日

始まる。


ツアー第二部がスタート致します。

明日福岡へ移動するのであります。

今回はライブが続くのでしばらく帰ってきません。


あっ、そういえば黒猫の「宅急」がぶらっと帰ってきたのであります。

子猫達の居ない隙にぶらっと帰ってきました。

ご飯を食べ終えたら、しれっとどこかへ行ってしまったのです。

正月以来久しぶりに頂けた僕の休日に合わせて、

「宅急」がぶらっと家に来たのは、ツアーへ旅立つ僕への応援の為だったのか、

ただ単に腹減りだったのか、多分後者だと思うけど、

明日から頑張ろうと思えたのであります。




北海道のレギュラーラジオにも慣れてきました。

いつもたくさんのメールありがとうございます。

この間、自分のラジオ番組の録音を聴いてみたら、

テンションが高くて、親父としゃべり方が一緒で笑った。

夜遅い生放送なのに、差し入れを持ってきてくださった方がいたのであります。

プリンはみんなで食べました。

いつもありがとう。



一路





2009年2月21日土曜日

影と光と嘘と真実と恥ずかしさ。

ギターの岩寺に昔、

『一郎は俺らと距離を置いてる、本当の一郎をみんなに見せない』

と言われた事があったのであります。

僕は誰かと一緒にいてもいつも一人だ。

人と話をする自分は、作られた自分だ。

演技してしまう。


だけど、それを含め本当の自分なのであります。

辛い事も期待する事も本音も嘘も、

全てが現実で、夜はいつも隣り合わせであります。



もうすぐ何かが変わる気がする。

今まで踏み込んだ事のない自分に踏み込める気がするのです。




一路






2009年2月18日水曜日

僕の希望。

僕は色々な所に色々忘れ物をするのであります。

ツアー中、滞在するホテルによく忘れ物をするのであります。

今回はまだ忘れ物をしてないけど、

多分、またするだろうと踏んでおります。





過去に色々と忘れてきたことは、

もう二度と取り戻せないわけでありまして、

僕はそれを補うために、

新しい何かをモンスーンのように繰り返し繰り返し、

手に入れようと学習している気が致します。

たらの芽みたく未熟な僕は、

何度も同じ失敗を繰り返すのですが、

それが僕であると同時に、

僕自身が客観視できている失敗であり、

僕はまだ変われると、

切に感じれる事だけが救いなのです。

最近の。


一路


2009年2月16日月曜日

始まり。

京都、名古屋のツアーを終えて帰ってきました。

名古屋ライブの後、岐阜でMUSICAの鹿野さんと朝まで釣りをして、

そのまま車で東京へ帰ってくるという、

モラトリアム全盛期でさえ行われなかった純粋な男前フィッシングに、

僕の精神は今まで味わった事のなかった感覚に陥っております。

夢のようであります。



ライブに来てくれたみんな、ありがとうであります。

僕は、完全なる音楽の僕(しもべ)となり、

残りのツアーも、謙虚な春の花のような心持ちで頑張ります。




たくさんのバレンタインチョコと手紙、みんなありがとう。

大事に食べて、お風呂で手紙読みます。



一路

2009年2月13日金曜日

猫の亡命。

東京での初めての冬は、

まるで北海道の秋のようで、

それはきっと雪が降らないせいで、

あんなに雪山の大通りが憂鬱だったはずなのに、

僕はなんだか楽しみが一つ減った気がして止みません。




黒猫の宅急が来なくなった。

多分、チビ二匹に縄張りを譲ったんだと思う。


缶詰が余るな。





京都に行ってきます。

もうすぐみんなに会えます。

よし。


一路

2009年2月10日火曜日

石っころ。

家の布団が薄くて寒いのであります。

今まで知る事もなかった忙しさと、

人間関係という切迫した大きな個の課題のため、心が鍛錬されているのであります。

全力疾走した少年の息切れのような毎日は、

手の震えと軽い頭痛と共に始まり、

音楽と文学と向き合いながらも、

削り取られる日常の断片は、

頭の化石となっていくのです。


色々な人に色々言われすぎた。

流されやすい僕はまるで丸い石だ。


早くツアーでみんなに会いたい。



一路

2009年2月8日日曜日

疲れと向き合う。


札幌でのラジオ収録は生放送なので、24時から。

なのに極寒の中、ラジオ局までバレンタインチョコと入浴剤を届けてくれた方がいました。

本当に嬉しかったのであります。

収録直前だったから直接お礼を言えなかったけど、

本当にありがとうございました。

最近休みがなくて疲れきっております体と心に、

糖分は染み渡りました。



夕方、東京に帰ってきたけど、疲れすぎて頭が回らない。

今日はもう何もしない。

まるで、タバコの吸い殻みたいな夜であります。



一路

2009年2月7日土曜日

同志。

今日思った事。


自分が信じて戦っていることがあると、

それと同じような考え方をする人間に会った時に、

激しく頭の中の一直線が振動するのです。

そうやって、同志と言ったら迷惑かもしれないけど、

そんな人たちと向かい合い続けれるためにも、

僕は自分に負けるわけにはいかないのであります。





今日はラジオの生放送の為に札幌だ。

雪祭りがやってるかな。



一路











2009年2月5日木曜日

色々悩んだ本日。




僕は僕らしく、自分に見えている答えを人に伝える努力を惜しまず、

いつか人に信じてもらえる人間になりたい。


今日はそう思ったのであります。ひたすら。





今夜は『SCHOOL OF LOCK!』に出演してきました。

やましげ校長にやしろ教頭、大変お世話になりました。

キングオブルーキーにサカナクションを選んでくださって、

非常に嬉しいのであります。


それにしても、緊張した。

あんまり緊張しない人なのに。



今、学生達は受験のまっただ中なんですね。

受験勉強って、社会に出た際に必要となる集中力の調教儀式な気が致します。

学生のみんな、頑張れ。

俺も頑張る。



一路

2009年2月3日火曜日

未来を作る人格。


未来のことなんて考えた事がなかったけど、

ただ漠然と開けた未来が待っていると信じて生きてきましたけど、

未来とは、人格と共に作られていくのだと今は確信しております。


僕は油とり紙のように折り重なった上っ面の社交性を一度全部脱ぎ捨てて、

夕日を見て感動したり、

川に浮かぶ月と哀愁を重ねてみたりする時間の中で、

柔らかい本質とも呼べる人格を獲得したいのであります。



そうして、またアルバムを作ろうと思うのであります。

シンシロとはまた違う、新しいアルバムをつくるのです。


しかし、とにかく今は沢山の人にシンシロを聴いてもらいたいと切実に願います。








2009年2月2日月曜日

ウミライ。


今日はMUSICAの鹿野さんと連載2回目の釣り取材に海へ行って参りました。


僕は釣りをしないと頭が痛くなるのです。
だから、この連載企画は非常に嬉しいのです。



夜の海はゴミが見えないので好きだ。
海面を歩けるかもしれないぞと、
テトラポットから足を一歩踏み出したくなるのであります。

僕の心のフラットな部分は、折り重なる季節と釣りとの相互関係の中でいつも、
擦り切りいっぱいで保たれているのであります。

だから、どうか不安な僕の未来の先には、
そのバランスがいつまで経っても崩れない堅実な人生が待っていますように。



一路








2009年2月1日日曜日

ツアーと本。


ツアーの曲順が良い感じであります。

なんだかライブで『シンシロ』が完成した感じがした。


音源が未完成という訳ではなく、
ライブだからこそ発揮するなんやらかんやらが美しく混ざって、
味の濃い雑煮のようになった感じ。

わかりにくいか。



曲作りにもこの感覚が生かされそうであります。


次は何をやろっかな。



今日ラジオ前に渋谷の本屋に行ったのであります。
しかし、本棚がいっぱいになってしまって本が買えないのであります。

ていうか、ゆっくり本を読む時間があまりないのです。
それはとても悲しい事であります。



一路