2015年7月5日日曜日

NF

音楽とは、音楽に関わる音楽以外の仕事をしている人間達の感覚と、
 
「音楽」に人生をかけている人間達の感覚が混ざり合って、
 
みんなの元に届けられていると僕は思う。

 
今までは、PAや照明、エンジニアなど、
 
LIVEやレコーディングという部分に人生を賭けている
 
仲間達の重要性を伝えてきたけど、

先日リキッドルームで行ったクラブイベント「NF」では、
 
 アーティスト写真や、ミュージックビデオなどビジュアル面で関わる
 
カメラマン、スタイリスト、映像監督、ヘアメイク、美術などの仲間達が
 
音楽に与える影響を伝えられたらと頑張って試行錯誤しました。

 
LIVEやレコーディング、
 
そしてみんなが音楽の一部として目にするビジュアルという部分の影響力も、
 
僕らが作った音楽と一緒にリスナーへ伝えていくことが、
 
サカナクションの使命だと勝手に自覚しているし、
 
それが僕らのアイデンティティだと今、考えています。
 

浴びる遊びと探す遊び 。

その両方を体感できる新しい空間を作り出すことが

今の僕の夢です。



兎に角、みんなで遊びながら、踊りながら仕事を頑張ります。

これからもチームサカナクションを宜しくお願い致します。




一路




2015年5月31日日曜日

NIGHT FISHING


 
拝啓 音楽を愛するみなさまへ 

 
僕達私達サカナクションは

リスナーの皆様の応援に支えられここまで頑張ってこれました
 
本当に、感謝しております


デビューして8年

自分たちの音楽を世に放つ過程で、音楽に関わる様々な仕事があることを知りました

例えば、レコーディングエンジニア、PA、照明、ローディーなど

ビジュアル面に関しては
スタイリストやヘアメイク、映像ディレクター、カメラマンなど

挙げれば切りがありません

プロフェッショナルな方々と出会い、その感覚や考え方、姿勢、作品などに僕らは日々影響を受け続けております

そして、気が付けば、そういった方々との関わり合いも含め僕らにとっての「音楽」になっていたのでした


しかし、そういった方々の仕事は

なかなかリスナーの皆様に知ってもらえる機会が少ないということも音楽を続けていくうちに知ることになったのです


「音楽を楽しむ空間で、音楽に関わる仕事のことも知ってもらいたい。」


それによってもっと音楽の楽しみ方が増えると僕らは考えています

 
今までそのような活動をできるだけしてきたつもりでしたが

なかなか本格的に動かして行くチャンスがありませんでした


しかし、BASS草刈愛美の妊娠により

デビューして以来初めて夏フェスに出演しない一年を迎えることになって

今夏ようやく実現することができるようになったのです


この「NIGHT FISHING」というイベントを実現するにあたって

2015年1月3日に放送されたNHKスペシャル『NEXT WORLD』で関わらせていただいた

Rhizomatiks眞鍋大度氏

ANREALAGE森永邦彦氏

スタイリスト三田真一氏

ミュージシャンAOKItakamasa氏に協力を仰ぎ

僕らの作品に関わってくれた人

これから関わっていきたい人を交え
2015年7月3日金曜日
恵比寿LIQUIDROOM

一つの空間を形成することにしたのです




このイベントは定期的に継続していけたらいいなぁと思っています

いずれ音楽に関わる様々な職種のワークショップや展示なども行っていきたいですし

海外のミュージシャンも呼びたいです

まだ夢のような話ですが

これまでもたくさんの方々に支えられながら夢を叶えてきましたし

これもきっと、大丈夫です


当日、恵比寿でお待ちしております



サカナクション 山口一郎





NIGHT FISHING 特設サイトはこちら








 

2014年11月21日金曜日

今思うこれから。

蓮の花、さよならはエモーションのMVが公開になって
今作に関しての発表事は大体終わりです

今回の作品にも沢山の方々に関わっていただきました
色々な意見や考え方、沢山の人間の様々な選択と生活が滲み出た
非常に濃いシングルになったと思います

時間が無い中で、結果を出しながら自分達の音楽を拡げていこうとする事は
リスナーが批評家でもあるこの時代の中では本当に難しいですし
だからこそ面白い事だと感じながらここまでやってきましたが
正直疲れたなぁと思う時も沢山ありました
 皆さんが学校や仕事や家事などで感じる疲れと同じように


音楽を楽しみながら日々学び、仕事という側面を突き放してひたすら追求していくと
自然と世間が求める音楽とは乖離していきますし
かと言って
「仕事だから」と好きになれない感覚を世に放つ事は僕らにはどうしても出来ません

その狭間で、一線を跨ぎながら重心移動を繰り返す事がいつの日からか僕らの中の音楽になってきましたし
 それが「サカナクションらしさ」としてここまでやってこれた核だと思っております



昨今、グッドバイ、ユリイカ、さよならはエモーション、蓮の花とリリースしてきて
LIVEやフェスで盛り上がる音楽であったり、テンションが奮い上がる音楽を期待していたファンの方々からすると
物足りない曲だったかもしれませんが、それは僕らも承知しています


自分もミュージシャンになる前、ただのリスナーだった時

好きなミュージシャンの新譜を聴いて
「なんでもっと昔みたいな曲を作らないんだろ?」
「なんでもっと盛り上がる歌をつくらないんだろ?」
 と感じていたことがあります
なのでよくわかります

その一方、当時僕が追いかけていたミュージシャンの気持ちも今酷くわかるのです

皆さんが歳を取り
感覚や感情、味覚までも変化していくように
ミュージシャンも当たり前ですが歳を取り
感覚も変化していきます

ですからこのようなズレは仕方がない現象なのですが
 今向かっていくべき先は
多分ここにあるんだなと思っております

僕が思う
現代のツールを使って音楽を吸収するリスナー達が今求める音楽から得る気分と
 自分が今愛してやまない音楽から得る気分

その差異を
両方作り上げることで表現してみたい

今はそんなことを考えております



 先人たちが作り上げてきたこの日本の音楽シーンの中で 泳がさせていただけている以上 
その歴史に傷をつけないように
 いやある意味、爪痕を残すという意味で 傷つけながら
音楽を楽しんでいきたいと思っております


そして
これからも応援してもらえるように
頑張ります






一路
 

2014年11月4日火曜日

忘れたのか忘れてないのか


お洒落をして
好きな人と手を繋いで
お腹が減るまで 街を歩く人たち


電柱や
使われない公衆電話のように
僕はそれを傍観します

 テレビのリモコンをぽちぽちと押すように
心のチャンネル切り替えて
忘れてしまった感覚を思い出せたなら

また昔のように
せっせと書けるだろうか


一路

 


2014年10月29日水曜日

さよならからこんにちは



『さよならはエモーション / 蓮の花』 が本日発売です

なんと10枚目のシングルです


デビューしてから7年が経ちましたが

SNSやらブログやら自分のメディアがたくさんある時代になりました


ここのブログもほったらかしでしたが

なんとなく

気まぐれで動かしてきたいと思います



ほんと気まぐれで 




一路







2014年10月29日(水)発売 
『さよならはエモーション / 蓮の花』
 
【初回限定盤】(CD+DVD)
VIZL-721/180円0+税
【通常盤】(CD)
VICL-36963/120円0+税
<収録曲>
 


■CD
1、さよならはエモーション
※「東進 2013全国統一高校生テスト 全国統一中学生テスト」CMソング
2、蓮の花 -single version-
※映画「近キョリ恋愛」主題歌
3 、Ame(B) -SAKANATRIBE×ATM version-
4、ミュージック (Cornelius Remix)
 
■DVD
1、Good-bye Session featuring 環ROY -Broadcasted on Ustream on 2013.11.28-
2、山口一郎×環ROY Talk Session
3 、Sample STUDIO LIVE guest 佐々木"SUNNY"幸生 -Broadcasted on Ustream on 2014.8.5-
4、佐々木"SUNNY"幸生 Interview




2013年9月6日金曜日

部屋言葉。


もう空っぽになった
部屋がそう言っております

でも、僕は軽い模様替えで部屋を説得します
もう一曲だけつき合ってください



音楽と言葉がぶつかる度に
僕はペプシが飲みたくなります


歌詞、尽力中





一路


2013年5月29日水曜日

都会の川

東京に引っ越してきてからもうすぐ6年

住宅街をすり抜けるように
ちょろちょろと流れている水深の浅いドブ川へ
僕はよく鯰を釣りに出かけます

最近は頻繁に


レコーディングが終わって深夜に時間が出来始めたのもあるし
昨今、生まれて初めて車を購入したのも要因でありますが


岩や
水性植物だけではなく
時には自転車、スクーターなどがストラクチャーと化す
まさに都会の川

そこに潜む彼ら鯰を何年も飽きずに追いかけ続けている自分


なぜなんだろうと、ふと自問自答してみますと
それは北海道から東京に出てきた自分と鯰を無意識に重ねているからなのだと
気づきました



荒れた都会の川で生きる鯰との仲間意識

それを確かめに川へ足を運ぶ日常は
東京という街で擦れっ枯らしになりかけている昨今の僕にとって
至極重要な事柄であることは確かであります




一路