2012年8月16日木曜日

思春の実


青い林檎は赤く熟した後も

母である木の香りや

酸っぱさや

隣りの枝に生っていた他の林檎の事を覚えているのでしょうか


半分に切っても林檎は教えてくれません



一路





48 件のコメント:

  1. 私も愛猫や、死者によくそう聞いています。
    もちろん、答えは返ってきません。
    でもなぜか、そう問うことで何かに近づく気がします。

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  2. だから林檎は甘みがあるんだと思います。その甘さは愛の味。みんなからもらった愛の味。

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  3. 言葉の海 思念の宇宙
    選ばれたコトバには
    その記憶が確かに刻まれています
    林檎もきっと同じ

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  4. BPM126回遊魚2012年8月16日 8:23

    覚えていると思います。
    父のごとき大地の温もりや、
    風に揺れる緑葉の歌まで。

    一郎さんの創り出す音楽は、
    芳香あふれる林檎なのかな。
    新曲、楽しみです。

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  5. なんだか切ない気持ちになりました。

    昔の事や友人のことや
    忘れてしまった過去になにか
    大事なことがあったのではないかと。
    でも、本当に大事なことは
    今の自分が何をするかだと思います。 

    私たち人間も林檎のように
    赤く熟し、青かったころを思い出せるような
    ステキな人間になりたいと思いました。

    考えさせられましたありがとうございます(^^)

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  6. 林檎も気まぐれです。
    真っ赤だから甘いわけではなく、
    酸っぱすぎたり、固かったり(^^)

    でも、また手にしてしまうのです。不思議(笑)

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  7. 一路さんの言葉を受け取った後はいつもいろいろな事を考えます。

    なかなか自分で気付けない事を教えてくれる。
    そこからたくさんの気付きや感情が生まれてくる。

    ありがとうございます。

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  8. 思い出してから食べられるのか、忘れたまま食べられるのか…。
    青いままだと不憫な味、熟したあとは罪悪の甘酸っぱさ…。
    味わって、感じるしかありません…。

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  9. im the french guy u met in Ginza and at tokyo fm station in shibuya !
    do you remember me ?

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  10. ちょっとずつ忘れていきます。
    風に乗ってやってきた香りに涙を流します。
    また思い出して、ちょっとずつ忘れていきます。

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  11. おはようございます。

    語りかけてはくれないでしょうけど
    山口さんの五感で感じ取れたものが
    こたえではないでしょうかね^^

    手にとって味わってこその何かです♪

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  12. 朝から 美しい一篇の実を美味しくいただきました。
    ごちそうさまです。

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  13. 一路さんおはようございます(^○^)

    なんか、不思議な気持ちに
    なりました。
    なんだかいろいろ
    考えてしまいます。

    一路の詩は素晴らしいですね(*゚д゚*)
    なんだか生きているようです!
                                                                                                                                                                                                                     

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  14. 林檎は生り熟れるだけ。
    遺伝子を繋ぐだけ。
    林檎の樹だけは林檎が生った事を覚えていると思いたいです
    林檎が母に成った時に林檎だった時を思い出す事を願いたいです

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  15. とても深く難しいお話で御座いますね。

    私のような人間には

    簡単にこのお話に対する考えが

    出そうにありませんので

    私なりに考えてまたコメントさせて頂きます


    1路さん、お早う御座います

    今日も素敵な一日になりますよう


    凛子

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  16. わかる人には伝わり感じられるものだと思います。味や香り、食感を目・耳・鼻・手触り・温かさ。いろいろな感覚で。また、人で感じるようなオーラのように雰囲気で。

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  17. 凄く考える言葉ですね。
    人間は考えること、思い出すことも出来ますが、人は赤く熟れると、青く一生懸命だった時のことを忘れてることがあると思います。
    林檎も、覚えてないかもしれないですね。でも、枝から離れた瞬間に、思い出して、自分を知り、更に甘くなるとイイなと思いました。

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  18. 一路さん所有の本は何冊あるのでしょうか。部屋中が本で埋め尽くされているような気がします。この無数の本たちはきっと一路さんの母であり、一路さんに養分を送り出す枝でもあるのでしょうか。ここに写っている本の一冊を手にとってみると、サカナクションを真っ赤に熟させた養分に触れることができるような気がします。

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  19. こんにちは。いつもお世話になっています。初めてコメントさせていただきます。
    私はアルバム「NIGHT FISHING」に収録されている「ティーンエイジ」が大好きなのですが、今回の記事を初め、一路さんの音楽活動に対する姿勢はこの曲と深いつながりがあるように感じます。私が勝手に感じていることで、真意は存じませんが・・・。
    私は「アイデンティティ」発売のころからサカナクションを聴くようになったので、LIVEで「ティーンエイジ」を拝聴したことがありません。ぜひともLIVEで聴いてみたいものですが、今のサカナクションにとっては過去の曲なのでしょうか。常に新しい曲、新しい構成、新しい演出で圧倒させてくれる、刺激的なサカナクションのLIVEが大好きですが、普遍的な魅力を感じる「ティーンエイジ」を現在のサカナクションが演奏したら・・・と想像するととってもワクワクします。さらに、もしその瞬間に居合わせることができたら、とっても光栄で、幸せで、うれしいです。
    次回のLIVEを考える上で少しでも検討していただけるかなと希望を胸に抱き、思いを綴らせていただきました。以上、一人のファンのささやかなリクエストでした。

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  20. 一路くん、いつか詩集出して欲しいな。
    歌詞じゃなくて、ポエトリー。
    人の心に響く言葉を綴れるその才能をもっと知りたいと願う
    今日この頃です。
    そのときはぜひ山口一路名義で。

    写真もいつも素敵です☆

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  21. かわいい文章ですね。
    今も昔も大好きです。

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  22. 沢山の経験を積んでも、最初に感じた印象や思いを変わらず持ち続けたいものです。
    本に囲まれたお部屋ですね。
    昔から本屋さんみたいな部屋にしたいと思っているけれど、まだ遠いです。
    今日も暑いので、体調お気をつけ下さい。

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  23. 食べたら何か教えてくれるかな。

    林檎も本も好きです。

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  24. 忘れてしまうとおもう。
    忘れてしまう代わりなんです。

    すごくあまくなって紅くなっていくのは

    忘れてしまうけど中身をみたら蜜がつまってるちゃんと身になってる

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  25. 林檎を味わって、一郎さんがそんな風に感じたならば
    その林檎が熟す迄の気持ちを一郎さんに伝えたのかも
    しれませんね!一郎さんに食べてもらえてこその林檎の生命

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  26. 林檎はちゃんと覚えている。
    母である木のことも
    隣の林檎や優しい雨
    たくましい日の光りも全部。
    そのすべてが詰まってるから
    林檎はあんなに美味しい。

    切っても教えてくれない。
    だって食べなければ
    築けないのだから…

    一路さんの詩を読んで
    感じたことを書きました(^^)

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  27. 母は私と過ごした事をもう忘れてしまったのかな?
    最近は私の名前も思い出せなくなってきているので、
    名前の始めの一文字をヒントに出せばどうにか少し経ってから思い出してくれてますが、果たして名前だけで本当に私だと解って接してるのか会ってる間ずっと気がかりです。
    認知症によって人の記憶が失われていくのは、なんともいいようのない気持ちで、会話をしててもあさっての方向に目線が常にいっています。
    少し前の事も一瞬で忘れてしまうので、私達家族との
    日々の思い出はもう母の記憶にはないようなのです。
    こんな日が来るなんて思ってもいなかったので、
    こうしてる間にも会いに行ってあげるべきなのですが
    、認知症が重くなるにつれ会いに行く回数を減らして
    しまっています。
    行けば、ほぼ半日過ごすようにしてるけど、以前のように仕事の後に毎日とはいかなくなりました。
    林檎のように、母も私達家族と過ごした日々を覚えて
    くれているのでしょうか…

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  28. 林檎は1個で1人じゃなくて、
    皮や実や蜜やらで成り立っていて
    林檎1個でひとつの世界(星)です。
    他の星(林檎)の事なんて、気にしちゃいません。

    他の星が間引かれれば、自分の星が大きくなって
    きっと嬉しいでしょう。

    うさリンゴにすれば、すげー!と思い、
    美味しく食べてくれれば、やったー!と思うでしょう。


    注:自論です。

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  29. 林檎の記憶=味、甘さや、歯応え色合い
    なのではないのかしら?

    人間の記憶も、その人の性質や雰囲気に関係があるような‥気もします


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  30. まるで人間の成長、家族を表現しているようで。
    親と子、このような関係が理想的ですね。
    愛を与えながら、受け取りながらも黙認できるような。

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  31. 素敵な詩ですね。

    自分の人生に置き換えて考えてしまいました。
    今まで出会ってきた人達、両親のこと。

    一郎さんの言葉、大好きです。

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  32. 赤く熟したときは成人した若者のようにありがたみよりも熟した喜びに満ち溢れ、
    もぎ取られる瞬間に感謝や畏敬の念を思い出していくんでしょうか。

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  33. 食べてみないとわからないよ

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  34. 答えてくれないのがいいような気がします。
    その方がお互い自由でいられます。
    温かい思い出も、忘却という空白も、
    過ぎた時間を形に表さなくても、
    気分次第にふわふわと、頭の中に放っておいた方が
    自由に想うことができるので。



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  35. 収穫したてのその林檎を青空の下でその大きな木の下で丸かじりで食べると林檎から何かを教えてくれる予感がします。

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  36. 僕とシーラカンスと踊り子2012年8月16日 22:11

    凄い…。。
    そんな事初めて思った。。胸が痛くなった。
    深すぎる。林檎に限らずって事ですよね。

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  37. 果実には芯があるからne
    へその緒みたいに繋がっていたアト

    赤ちゃんは生れたよって泣きながら顔が真っ赤になるんだって
    だから、赤ちゃんってゆうんだって
    琳檎もきっと

    記憶は...
    運命に出逢ったら 
    きっと 感覚みたいに
    思い出すのかナ...



    ココに来ると、
    今 
    出逢いたかったコトバに逢えて落ち着きます

    blogたくさんたくさん書いててくれてarigato☆

    言葉に出逢いたかったから。





    dewadewa...


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  38. 何もかもを覚えていることはできないけど、感じたものは自分の身となって、今の自分の姿を形作っているかもしれないですね。

    そして写真の本が気になります…私も寺山修司の詩集、岡本太郎の本持ってますよ。詩集ってステキですよね(^_^)v

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  39. 一郎さんの考えていること凄いです。
    林檎を見てそう思ったのでしょうか。

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  40. テレルリンゴ。バジルリンゴ。

    コイスルリンゴ。ナクリンゴ。

    ダカラリンゴワアカイノデス。

    ワタシワリンゴ。

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  41. 心から思ったものであれば、思い出として残っています。

    芽が出るときも葉が茂り自分のことだけ考えているときも。
    花になり自分以外の存在を意識するようになるときも。
    実になり種子に全てを託すまで。

    ただ、思い出が見えないように林檎の見えるところにはありません。

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  42. 1路さん、お早う御座います。

    睡眠は、朝食は、とられましたでしょうか?


    丸一日林檎と1路さんの事を

    私なりに考えてみたのですが

    それらしい答えは出てきませんでした


    ただ、

    鳥の心は鳥にしか解らないように

    やはり、林檎の心も林檎にしか

    解らないのではないでしょうか?


    だからこそこのような素敵な詩で

    歌われているのだと思いますが、


    この疑問は明日も明後日もまた同じように

    1路さんの心の中で引っ掛かるのでしょう

    恐らく林檎が喋るその日まで

    解決しないと私は思うのです

    ですが、

    1路さんが林檎は覚えている

    きっと皆のことを覚えている

    そう思うのであれば

    その思いを信じて

    明日を待てば善いのではないのでしょうか



    私は文学にたけている訳ではないので

    論点がずれていたり不愉快な気持ちに

    させてしまったら申し訳ありません。

    あくまで私一個人の意見で御座います


    とにかく本当に考えさせられる詩でした

    いつも素敵なBLOGを有難う御座います。


    今日も、1路さんにとって

    素敵な一日になりますよう


    お身体にはお気を付けくださいまし。


    凛子

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  43. ぐみがーる2012年8月17日 13:46

    思い出すかどうかはわかりませんが、
    覚えている事は信じたいですね。

    林檎の国の住人より。

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  44. 覚えていると信じたい。

    私達は、人間に産まれて、
    表情や言葉で伝える事ができる。

    大切な人に伝えなきゃ。

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  45. 覚えていない。
    だからこそ今を、今の一瞬を思いっきり生きる。
    切られたリンゴが生きているかは謎ですが(苦笑)

    だから、あんなに綺麗にいられるのではないでしょうか。

    なにもかも覚えていては、つらいことも多いでしょうから。

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  46. たとえ林檎でも、それが見て聞いて感じてきたもの全てで構成されているのだと思います。
    私が山口さんが作りだすものを聞いて見て感じたことで、私の言葉や行動がすこし良いほうに変わったように。

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  47. こんな夜更けに、目についた写真。
    貴重そぅな年季の入った本がずらり。
    久しく本読んでないなぁ。
    って思いにふけってたら、
    手前のケーブルが視界にはいって
    急に現実に。

    なんだかホッ(。-_-。)

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  48. 一路様
    青い林檎は青いと認識していません。
    赤く熟したその姿を見て青かったと初めて認識するのです。
    熟した姿のたくさんの点の中に黃や緑と色々を見つけるのです。
    もちろん青かったとも。
    その時きっと実をつけた場所の酸っぱさを思い出し甘さを噛みしめるのでしょう。

    今更でございますが(笑)。10周年の余韻が消えません。

    kako

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